人は大抵、二重思考の中で生きている。
心の中では、苦手意識があるのに
「あなたを好きだ」と言いったり
作り笑顔(愛想笑い)でその場を取り繕ったりするのもそうだ。
それは、自我や偽我が自己を守ろうとうする故と考えられる。
因みに、神癒は言霊を使う。
「人の細胞は命じられたら、それに従わなければならないようになっている」
と長尾弘先生はおっしゃっていた。
恐らく先生は単一思考で生きていられたと思う。
つまり、裏腹ということがない精神状態。
その言葉には真に力があったと思われる。
それを引き継ぐ者が真似から入るのは良いとして
真に先生の教えを実践しようとするなら
二重思考から単一思考へと
自分自身を変えなければならない。
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自分を変えると言ったが
自分の精神を磨いて別のものに成れというのではない。
日々、せっせとガラスのコップの汚れを拭くのだ。